ここ最近良く本を読む。もともと好きだし、電車なんかで移動するときは、音楽よりも断然本だ。
本を選ぶ基準は、とてもシンプル。
・映画になりそうである、またはなる。
・主人公がフリーで何かやっているヤツである。または、組織からあぶれたか、はみ出し者である。
・舞台となる街の情景がリアルに伝わる。
帯に映画化決定!とか書いてあると食いついてしまうんです。フリーでやっている人はたいてい殺し屋か探偵なんですけど・・・。アト刑事とか。自分が知っている街が舞台になると、やはり読んでいてもイメージが膨らむし、臨場感が出るよな。
大沢在昌さんの、「心では重すぎる」という本は、渋谷が舞台になっていて、街を知っている人ならものすごくリアルに街の情景を描いているのが分かる。佐久間 公が主人公。デビュー作も彼が主役の短編小説。あの頃は、麻布や六本木が舞台だった。
心では重すぎる
今回読んだのは、「闇先案内人」上下巻。フリーの逃し屋が主人公。スケールでかいストーリーだった。この本でも、やはり待ちの情景がすごく臨場感があって伝わるんだよね。東京から大阪、京都、その場所に行ったことがある人はものすごく「はははぁ」と思うはず。主人公もいわゆるはみ出し者だしね。けど、映画にするのはきついか。色々国際問題がからむんで・・・。
密入国してきた某国のVIPを関西でトップの逃し屋が保護し逃す。それを関東でトップの主人公 葛原が追いかける。しかも依頼者が警察、という破天荒なストーリーなんだけど、なんだか素直に読めてしまうのは、やはり、登場人物のキャラクター作りの深さと、舞台となる街のリアルな描写のせいでしょうかね。
新宿鮫もそうだもんな。結構ハチャメチャな展開になるモンね。でも、面白いのよね。
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