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October 30, 2005

四日間の奇跡

今日も仕事だというのに、明け方まで読んでしまった・・・・。

四日間の奇跡。

kiseki


クイーンを見に行く電車の中から読み始めて、3日間で呼んだ。
頑張れば1日で読めてしまうかも。そのくらいグイグイと引き込まれてしまった。
良い話でした。

いろんな伏線があって、少しづつひも解かれていく。いろんなシンクロがあって、「おおゥ・・・」と思うのである。
脳に障害を持つ少女と若くして成功したピアニスト。彼らの出会いは不幸の始まりなのか、それともその後出会う
真理子との関わりには必然だったのか?でもそもそも出会わなければ、あの4日間もないのでは?そしたら話にならないか・・・。

如月敬輔と真理子のやり取りがものすごく印象に残る。人と人との関わり。表に出る感情と、内側にドロドロと渦巻く感情。過去の自分と現在の自分。そしてこれからの自分。自分の最後を確信した自分。それを受け止める自分。それを見つめる自分。

途中からホロホロしだして、最後はやはり泣いてしまったのだ。涙もろいですね、最近。

この話、手塚治虫さんがマンガにしたらどうなるんだろう?すごくハマったと思う。医学知識も十分あるし、個々のキャラクターを存分に描いてくれそう。もう、叶いませんが・・・。
「ブッダ」というマンガの中に出てきた”アッサジ”というキャラクターを思い出す。
「ブッダ」の中では自己犠牲は生けるものすべてに存在する、だからいろんなものに愛情を注ごう。て感じで書かれているが、こっちの本では、それは人間だけが持つ特別なものだ、という風に書かれている。
どっちが正しいか、オイラにはわからん。

さて、最後空港の喫茶店のシーンで、店内に流れる曲がある。

~魂とこの柔らかな機械の間のどこか。僕はそこに再び僕自身を見出すのだろう。

キリエ・エレィソン―。

誰の詩?気になって仕方がない。

よく意味が分からないので、おいらは勝手にここのBGMだけ変えた。

それは、ボブ・ディランの「マン・イン・ミー」

ぼくのなかの男はたいていのことはやってしまう
そして むくいについては
ほとんどもとめようとしない
きみのような女のてびきで
ぼくのなかの男に達しよう

あらしの湖があれている ぼくのドアのまわり
ぼくは自分で考えるが
もう気にしないほうがよかろう
きみのような種類の種類の女のてびきで
ぼくの中の男をみつけよう

だが、おお なんと素敵な感じ
きみがちかくにいることがわかるだけで
ぼくの心は千鳥足
つまさきから耳まで

ぼくのなかの男は ときにはかくれて
見られたがらないが
それは彼がなにか機械にされたりするのがイヤなのだ
きみのような女のてびきで
ぼくのなかの男に達しよう

最後の最後、空港カウンターでのやり取りがこれで落ち着いた。オイラの中では、ね。

new_morning


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